東京・秋葉原の無差別殺傷事件で殺人罪などに問われた元派遣社員加藤智大被告(28)の公判が9日、東京地裁(村山浩昭裁判長)であり、最終弁論で弁護側が「被告は心から後悔しており、死刑を科すべきではない」と訴えた。公判は結審し、3月24日に判決が言い渡される。
加藤被告は最終意見陳述で、「事件を起こすべきではなかったと後悔し、反省している。ご遺族、被害者に申し訳ない」と述べた。
弁護側は最終弁論で、事件を起こし、インターネットの掲示板での嫌がらせをやめてほしいと伝えることが事件の動機だったと主張。背景には加藤被告特有の考え方があり、母親の不適切な養育が大きく影響したと述べた。
争点の責任能力については、加藤被告は事件当時の記憶がほとんどなく、動機も正常な心理では説明が困難なことから、心神喪失または心神耗弱の状態だった疑いがあるとした。
<時事通信より>
秋葉原の事件。
つい最近のように思うけど、ずいぶん時間が経ったんだね。
事件を起こした被告にもいろいろ事情があったのかもしれない。
でも無差別に人を殺してはダメだよね。
何でこんなことしたんだろう。
人の心までは分かりません。