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映画『おくりびと』公開1周年で舞台進出 本木「古典の一つに」

ロングラン上映を続ける映画『おくりびと』がまもなく公開1周年を迎えるのを記念して、主演俳優・本木雅弘、滝田洋二郎監督、脚本を手がけた小山薫堂氏が6日、東京・新宿ピカデリーで舞台あいさつを行った。この場で同作の舞台化決定が発表され、本木は「願わくは、200年、300年後に日本人を表す重要な古典の一つとして残していけたら、また奇跡が起こるのではないか。観客として楽しみにしたい」とエールを送った。


昨年9月13日に全国一斉に封切られてから、同館では1日も休むことなくロングラン上映を更新中。カナダ『モントリオール世界映画祭』をはじめ、米アカデミー賞外国語作品賞にも輝き、国内外の映画賞で89冠を達成。観客動員560万人、興行収入63億円、世界65か国へ販売され、今回遂に舞台化が決定した。

 舞台版は2010年5月下旬より東京・赤坂ACTシアターを皮切りに、大阪・シアターブラバ、名古屋・御園座で約1か月の公演が予定されている。本木が演じた主人公・大悟役に歌舞伎俳優・中村勘太郎、広末涼子が演じた妻・美香役に女優・田中麗奈の配役が決定。

 中村は「本木さんの役を僕…。プレッシャーで押しつぶされそうです。しかし、この映画に携わった人々の熱い魂を引き継ぎ、一所懸命勤めたい」。田中も「世界中の人々に愛され、日本の伝統が織り込まれた美しい作品に参加させていただくことを大変光栄に思っております」とコメントしており、演出監修として滝田監督、脚本監修として小山氏も参加する。

 「この場を借りて」と本木は、同作に出演し、7月26日に亡くなった俳優・山田辰夫さんを悼み「この映画の中で山田さんのシーンはとても印象的でした。天国でのご冥福をお祈りします」。滝田監督も「皆様の心にしっかり届く、記憶される作品を作り続けたい。『おくりびと』でとても素晴らしい存在感を示してくれた峰岸徹さん、山田辰夫さんが亡くなりました。2人の想いを引き継いで、映画を撮り続けていきたい」と気持ちを新たにしていた。

 『おくりびと』は9月21日にTBS系全国ネットで地上波初放送される。


<オリコンニュースより>

おくりびと舞台にもなるんですね。さすがです。
DVDにもなっているのに、実はまだ見てません。
9月21日にテレビでやるなら、それ絶対みたいと思います。

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