4月11日午後7時ごろ、長野県千曲市土口の古大穴神社で、約10メートルの柱を立てる御柱(おんばしら)祭の途中に、御柱が倒れ、4人が下敷きになった。この事故で、近くに住む会社員、篠宮宏幸さん(38)が頭を強く打ち死亡したほか、30代の男性3人が重軽傷を負った。
事故が起きた御柱祭は、日本三大奇祭と呼ばれる諏訪大社の御柱祭の時期にあわせて、各地で行われている地域の祭りの1つ。
長野県警千曲署によると、倒れた柱は長さ約10メートル、直径最大約30センチ。祭りの参加者たちが柱をロープで引っ張るなどして、立てようとしたところ、倒れたという。地元関係者によると、男性約50人でロープで引っ張るなどしていた。柱は立ちかけていたが、バランスが崩れるようにして倒れたという。
同署によると、1本目の柱を立て終わり、2本目を立てようとしていた最中だった。地元男性は「ここ30年ほど、こんな事故はなかったのに…」と話した。
【産経新聞より】
体を張ったお祭りというのは、各地にあるようですが、このお祭りは特に有名ですね。
30年も事故は起きていないということですが、事故が起きると大きいだけに残念です。