森ビルと同社100%子会社の森ビルシティエアサービスは、ヘリコプターとハイヤーを使って東京都心(赤坂・アークヒルズ)と成田空港の間を迅速に結ぶ「成田エアラインコネクションサービス」を9月16日に始める。鉄道や車では通常、都心から1時間以上かかるところ、アークヒルズのヘリポートから千葉県佐倉市のヘリポートまで15分、ヘリポートから成田空港まではハイヤーで15分の計約30分で到着する。内外の大企業幹部を顧客として想定し、料金はスタンダード機で片道5万円(今年12月末までのキャンペーン期間中は3万8000円)。ヘリコプターの座席数は4~5人で、予約状況により1日最大22回(成田行き12回、赤坂行き10回)運行する。
<毎日新聞ニュースより>
すごいサービスですね。六本木ヒルズといえばセレブなイメージがありますが、ヘリをつかって、成田空港へ行き来するなんて、やっぱりセレブな感じがします。
5月19日10時37分配信 京都新聞
■特損計上で大幅赤字
上期に営業が好調で受け取り利息は約35億円伸びたが、貸倒引当金の繰り入れなどの影響で営業赤字。利息返還請求に伴う係争関係損失引当金113億円の特別損失計上などが響き、当期損益は大幅赤字が継続し、無配。
2008年3月期は、貸金業規制法の上限金利引き下げに対応した低金利商品による利益低下や利息返還請求などの影響で赤字を予想。繰越欠損金を一掃するため、資本準備金の一部192億円の取り崩しを6月28日の株主総会で付議する。
また賃貸保証業務の完全子会社エムキャット(資本金2億円、大阪市)を6月1日に設立する。 役員人事は次の通り。
取締役(管理本部長兼マーケティング戦略部長兼本社事務センター長)泉信彦
退任 取締役鹿児島支店長宮下武
クレジットカード 申込
5月15日10時10分配信 琉球新報
県内の多重債務者ら608人が15日午前、大手クレジット会社や消費者金融業者の34社を相手に、利息制限法を超えた利息分の支払いは無効として、過払い金の返還などを求めた訴えを那覇地裁や県内の各簡裁に一斉提訴する。業者には過払い金に対する経過利息分(年5%)の支払いも求める。
債務者を支援する沖縄クレジット・サラ金被害をなくす会(石原浩代表幹事)の取り組みで、今回で6回目。請求金額は約7億320万円で、前年より約2億3千万円増、原告数は最大だった2005年より88人増え、いずれも過去最大規模となる。
全国第四次一斉提訴も同日行われる。全国組織の全国クレジットサラ金被害者連絡協議会によると、原告は26都道府県の計約1800人で、約140社に、総額約22億円の返還を請求する。
アイフル
5月8日8時33分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
■大衆薬市場減少で新分野に集中 エスエス製薬が2003年4月に発売した睡眠改善薬「ドリエル」の大ヒットで、大衆薬メーカー各社は今春相次いで睡眠改善薬の市場に参入した。しかし、潜在市場は限定的。新規参入組の勝算はどうか。(平尾孝)
≪昔の風邪薬成分≫ 睡眠改善薬の主成分である塩酸ジフェンヒドラミンは、脳の動きを覚醒(かくせい)させるヒスタミンを抑える役割を持ち、眠気を誘う。一昔前の風邪薬や花粉症の薬に含まれており、「薬を飲んだら眠くなる」といわれた成分だ。 この欠点ともいえる要素を睡眠改善に活用した。すでに米国では1980年代、欧州でも90年代に承認され、販売されている。 日本では厚生労働省の承認を得て、エスエス製薬が03年4月に業界に先駆けて「ドリエル」を発売した。当初の年間売り上げ目標6億円(出荷ベース)に対し、わずか発売1カ月で5億円に達し、年間27億円の販売を達成した。 医師の処方箋(せん)なしで購入できる大衆薬(OTC)は、初年度5億円の売り上げでヒット、10億円超で大ヒットといわれ、ドリエルは近年では数少ない大ヒット商品となっている。 発売当時、新幹線の運転士によるオーバーラン問題で睡眠時無呼吸症候群など睡眠障害に対する注目度が上昇したことも追い風となった。しかし、それにも増して、疾病薬ではなく生活改善という新しい視点での医薬品として潜在需要をとらえた結果といえる。
≪PMS独占販売≫ 新規分野医薬品は、市販後に臨床試験時には想定されなかった副作用や効果があらわれることもあり、一定期間の市販後調査(PMS、ポスト・マーケティング・サーベラス)が設定される。睡眠改善薬も既知の成分を利用しているが、新薬としてPMSが設定され、ドリエル以外は承認されなかった。そのためドリエルは、事実上、独占販売となり、店頭販売ベースでは40億円規模にまで成長した。 06年3月にPMS期間が解除され、07年に入ってエスエス以外の製薬会社の睡眠改善薬への参入が相次いだ。 グラクソ・スミスクラインが3月に発売した「ナイトール」は、全世界で展開しているブランド。海外ではすべての層を対象にマーケティングを行っているが、日本では「ドリエルと真っ向から戦うのではなく、不眠で悩む女性をターゲットにして切り込む」(三隅能子シニアブランドマネージャー)戦略だ。そのため、キャラクターに20代後半から30代女性に人気の高い女優、川原亜矢子さんを起用した。 大正製薬の「ネオデイ」は価格面の差別化を明確にした。ドリエルが12錠入り希望小売価格1995円に対し、1680円に設定した。 また、第一三共ヘルスケアの「グ・スリーP」は、睡眠改善薬の服用をこれまでの1回2錠から1錠に減らし、飲みやすさを提案した。 これら新規参入組に対し、エスエスも次の手を打った。 塩酸ジフェンヒドラミンは水溶性のため水溶性カプセルには不向きとされていたが、独自技術でカプセル化した「ドリエルEX」を投入。液状に溶けた成分は錠剤よりも効き目が早い点を訴求する。1回1カプセルの服用で、6カプセルの価格を2310円と強気な価格設定とした。
≪市場規模80億円?≫ しかし、市場の競争は厳しい。睡眠改善薬先進国の米国の市場規模は「150億~160億円規模」(エスエス製薬)とされる中、単純に人口比較すれば日本市場は最大70億~80億円の規模。ドリエルの40億円を除くと、市場成長の余地は残り30億~40億円程度だ。さらに業界内では、国内最大手の武田薬品工業などの参入もうわさされている。 大衆薬市場が減少傾向にある中、成長が期待できる新分野には各社が競って参入する傾向が強く、結果的に厳しいシェア争いを余儀なくされそうだ。
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